遠赤外線床暖房 yucapo

暖房の設定温度＝室温に感じますか？

「暖房の設定温度を高くしたのに、実際にはあまり暖かく感じない」ということはないでしょうか。人が感じる「体感温度」は、簡易的には「室温」と、床・壁・天井などの「表面温度」との平均値で表すことができます。つまり室温だけ高くても、周囲の表面温度が冷たいと、暖かいと感じることはできません（放射温度計で床表面の温度を測ると、意外と表面温度が低くなっているかもしれません）。表面温度の中でも重要なのは人が直接触れる「足元の温度」です。こたつ・湯たんぽ・足湯など、足元の暖かさを快適に感じるのはご存知の通り。人は足元の冷えを感じると、いっそう寒く感じます。遠赤外線床暖房「yucapo」（ユカポ）は、新築・リフォーム・リノベーションを問わず住宅から足元の冷えをなくし、暖かく快適な暮らしとヒートショックなどの健康リスクのない住まいを実現します。

特長

1.カーボンシートによる全面状発熱システム

yucapo は、カーボン（炭素）へ電気を流した際に発生する熱を利用した床暖房です。yucapo の優れた特長として、電気を流すカーボンを面状のカーボンシートにしたことで、全面状発熱システムとなったことが挙げられます。カーボンを線状に配列した方式よりも暖房の立ち上がりが早く、効率よく床表面を暖めます。一般的に電気式床暖房は、ガス温水式床暖房に比べ初期費用が安価ですが、yucapo はシートの構造を簡素に仕上げたことで製品コストを抑え、よりお手軽に床暖房の導入が可能となりました。

2.丈夫なPET 樹脂を二重被覆

シート式床暖房は丈夫さが命。PET 樹脂は、ペットボトルにも利用されているとても丈夫な素材です。yucapo のシートは、そのPET 樹脂を二重に被覆することで、より強度を高めています。丈夫な二重被覆を熱と接着で一気に一体成型し、発熱体であるカーボンシートと電極を完全に密閉することで高い伝導性が可能となり、安全性・安定性の高さを実現しています。シートは0.6mm という薄さのため、施工時に床の段差を気にする必要はありません。衝撃に強く、耐久性も高いため、不凍液を使用するタイプの床暖房とは異なり、床暖房シートのメンテナンス費用はかかりません（※床暖房の運転時間を制御するコントローラには電気的寿命があります。その場合、コントローラを交換することで、通常通り使用することができます）。

3.オーダーカットで自在なプラン

床暖房を計画する際に余分なエリアを出さないよう、yucapo はプランに合わせてシートを1 枚ずつ、10cm 単位で長さをカットして出荷します。これにより広い範囲はもちろん、造り付けの家具の位置に合わせ部分的に短くしたり、脱衣室・トイレの人のいる範囲だけに細かく配置することができます。各部屋にカーペットなどを敷く必要がなくなるため、お掃除の手間も減らせます。無駄なく、間取りに合わせた床暖房計画が可能です。

4.安全設計のコントローラ

シートの構造や暖めるしくみがシンプルな分、その運転を制御するコントローラは安全面に特化しています。yucapo のコントローラは、８段階のレベル設定が可能。レベルに応じ自動的に通電のON/OFF をする割合をコントロールすることで暖かさを調整します。運転中は常に通電をOFFする時間が存在するため、安全にお使いいただけます。この他にも安全・快適にお使いいただくための様々な機能を設けています。